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こんにちは。
技術士の鈴木裕です。

今年の梅雨は雨が遅かったようで、このところ雨が続きますね。
試験準備は進んでいますか。
これまでサボってしまった人、もう後がありません。
そろそろ腰を上げましょう。
まだ一ヶ月あります。今ならまだ間に合います。

とても制限枚数で書ききれない、制限時間内には原稿用紙が埋められない、と言う人、図表を使ってみてください。
文字よりも、図表の方がより多くの情報を短時間で伝えられます。

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Ｉ−１（選択科目１）の対策

経験論文は最低３件用意してください。

成功事例２、失敗事例１です。
成功事例は、３０００文字と１５００文字、失敗事例は１５００文字で用意します。
さらに、あなたの経験した業務のうち、技術士としてふさわしいと思われるものすべてについて概要をまとめておきます。

出題パターンはおよそ決まっています。
１．あなたの経験した業務○例を選んで、概要を述べ、そのうち１件について〜
２．あなたの経験した業務○例を選んで、概要を述べ、そのうち２件について〜
３．あなたの経験した業務○例を選んで、概要を述べ、そのうち成功事例と失敗事例それぞれ１件について〜
（○は２〜５件です）

経験論文が完成したら、前号でお伝えしたように、本番と同じ条件でリハーサルをしてください。
朝９時から１２時。飲み物はペットボトルだけ。エアコンは試験会場と同じにする。（エアコンの有無がわからなければ、各地技術士会支部に問い合わせる）

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Ｉ−２（選択科目２）の対策

ヤマを張ったら、その課題で、「解説し、意見を述べてください」
単なる解説でもダメ、あなたの意見だけでもダメです。

地球温暖化について聞かれたら、

「地球温暖化はどんな現象と定義され、何が原因で、どのようなことが言われているか？」
これが解説です。解説は、その物事に関する正確で豊富な知識を持っていることを見られます。

「たとえば、どんな対策が考えられるか、将来的にどうなるのか、何が最優先課題か、その中で問題点は何か、など。」
これが意見です。意見は、あなたの豊富な実務経験の証になります。広く、深い見識を披露してください。否定的な意見だけでもダメですし、誰でも言っているようなあたりまえの意見もダメです。あなた自身をアピールする機会です。

要するに、単なる評論家では技術士にはなれません。

これも、本番と同様に時間を測ってやれば完璧です。

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II（必須科目）の対策

過去問の洗い出しと、それについてノートにまとめたら、いくつかテーマを選んで、原稿用紙に書いてみてください。

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□　ご意見、ご感想をお待ちしています。
技術士（機械部門・総合技術監理部門） 鈴木 裕
http://blog.suzukiyutaka.com/
有限会社ＳＲＤ代表取締役／近畿大学非常勤講師
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