« 「週刊・技術士になれる無料セミナー」第11回 | メイン | 「週刊・技術士になれる無料セミナー」第13回 »

2005年07月20日

「週刊・技術士になれる無料セミナー」第12回

2005/07/15 Vol.12 技術士 鈴木裕
----------------
週間・技術士になれる無料セミナー
〜2005年度 第12週
----------------
■ お知らせ
1.通信添削講座、残席1です
詳しくは、http://www.pejp.org/archives/cat56/index.html をどうぞ。

2.あなたの疑問に無料でお答えします
受験勉強が思うように進んでいない人、何か疑問があるのではないですか?
心に疑問や悩みをかかえたままでは勉強にも力が入りません。
無料お悩みメール相談を受け付けます。
メルマガ会員専用ページ http://www.pejp.org/archives/cat54/index.html に記入して送ってください。

----------------
こんにちは。
技術士の鈴木裕です。

あと20日と少しになりました。
頑張りましょう。

受験票は届いたでしょうか?
届いたら、試験会場を確認してください。
会場は、日本技術士会のホームページにも載っています。
http://www.engineer.or.jp/examination_center/application_guidance/2005_kaizyou2.html

行ったことのない人は、受験までに一度見に行った方ががいいです。当日、つまらないことであわてることのないようにしたいものです。
できれば、試験と同じ曜日の同じ時間で行ってください。

それと、使用できる電卓は決まっています。
プログラム機能のあるもの、PIMと一緒になったものはダメです。普通の関数電卓はいいです。
持っていない人は、早めに買っておいてください。
私は電卓は使いませんでした。今は、択一式で、たまに計算問題があるようです。
電卓については、以下の日本技術士会の文書を見てください。
http://www.engineer.or.jp/online_shinsei/manual/second/guidebook/38.pdf

では、今週の「技術士になれる無料セミナー」、始めます。

----------------
I−1(選択科目1)の対策

経験論文のリハーサルは進んでいますか?
まだ一度もやっていない人、今週の週末には必ずやってください。
「やらなくても大丈夫」と思っていませんか?
やってみれば、いろいろ気づきがあるはずです。それを、あと20日で修正するのです。

やり方は、朝、試験会場に出かけるのと同じ時間に起きて、付近を散歩する。
論文は時間を測って朝9時から12時の間で書く。飲み物はペットボトルだけ。エアコンは試験会場と同じにする。
まさかとは思いますが、当日、スーツを着て、ネクタイ締めて行こうなんて考えていませんね?
筆記試験は、ラフな服装でいいのです。これは体力勝負ですからできるだけ楽な服装で行きましょう。
私は半袖ポロシャツでした。エアコンの入る会場の人は、寒いかも知れませんから薄手のジャケットなど持っていた方がいいかも知れません。

全て当日と同じ条件にしたら、書いてみましょう。

このセミナーのバックナンバーを初めから読んできた人はおわかりだと思いますが、ぶっつけ本番では絶対に合格できません。
3600文字の論文は、入学試験や入社試験などによくある、400文字、1500文字とは段違いに難しい文字数です。この文字数で言いたいことをきちんと伝えるのは、普通の学術論文の1万5千字よりも難しいです。次に、3600文字は、文字を書くだけで60分かかる量です。考えたり、書き直したりする余裕はありません。しかも、書いてみればわかりますが、腕が痛くなります。

まだ論文が完成していない人、もう後がありませんよ。

----------------
I−2(選択科目2)の対策

この部分が弱いと思ったら、ヤマを張ったテーマについて、1200文字〜1800文字で、「解説し、意見を述べて」下さい。
評論家では技術士にはなれません。幅広い見識と柔軟なものの見方を日ごろから心がけてください。

この文字数は比較的楽な文章です。書いたものを覚える必要はありません。できるだけ多くのテーマについて調べる事に重点を置いてください。

私は、1回書いてみただけで、あとはノート1〜2ページにまとめただけでした。

----------------
II(必須科目)の対策

過去問洗い出しの終わっていない人は、最優先で取り組んでください。
必須科目は、同じ問題が繰り返し出題されます。

----------------
(c)鈴木裕&SRD Inc. All rights reserved.
無許可の転載は固くお断りします。
----------------
□ ご意見、ご感想をお待ちしています。
技術士(機械部門・総合技術監理部門) 鈴木 裕
http://blog.suzukiyutaka.com/
有限会社SRD代表取締役/近畿大学非常勤講師
----------------

投稿者 suzuki : 2005年07月20日 04:20

▲このページ [ 「週刊・技術士になれる無料セミナー」第12回 ] の先頭へ
◀前のページに戻る

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://srdinc.s71.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/155